インド製 小型圧力鍋検証
山での食事はアルファ米で決定!
軽く、燃料消費が少ない。以上!
・・・「山で食えば何でも美味しい」と申しますがなんか最近アルファ米に飽きを感じ始めまして・・・
昔バイク旅してた頃は 毎日お米炊いてたなぁ。
記憶が蘇ってくる。
ステンレスのコッヘルを手放してチタンのを買ったのだけど、チタン鍋は薄いもので、米炊きの難易度が上がり、炊き込みご飯なんて絶対成功しなくなった。
吹きこぼれようとする鍋を見て、あぁ、鍋蓋が固定できたらいいのに、いっそ圧力鍋であってくれたら・・・
定住生活を開始して早々に自分は圧力鍋を買った。
今までと同じ安物のお米が2ランク程味が上がったように感じ、それ以降普通の鍋でお米を炊かなくなった。ましてやコッヘルでなんて。
しかしアウトドアメーカーも何故に屋外用圧力鍋を開発しないのだろうか。
高効率ストーブがこんなに躍進しているのに高効率調理器の祖である鍋を。{世界に先駆けて作るのはアンタだっ!!パール金属!!}
家庭用の流用でも良いのだけど一番小さくても大体2・5L位にはなる。それはでかい。
で、今回のネパール旅行で見つけて参りました。小型圧力鍋。
ネパール製の1Lの物が850Rsだったかで、このインド製1・5Lが1800Rsだったか。
ネパール製はアルミの質がいかにも悪く、このインドのホーキンスとかと言うブランドが有名一流ブランド{World famous!!なんて言ってたが・・}らしく、こちらにしてみる。
小さいのがいいのは確かなのだが、一人でも1・2Lコッヘルを常用していたし 圧力鍋だと大体三分の二までしか容量使えない。二人分は米が炊けて欲しい。
問題の重さは
915グラム。んー重い。
ナベブタに READ INSTRUCTIONS BEFORE USEと書いてあるけど
そのINSTRUCTIONSも英語で書いてくんねぇかなぁっ
この小冊子、色んなインド料理のレシピも書いてあって読めたら面白そうです。
ナベブタの脱着方法が独特です。
蓋を鍋に対して90度まで回し、なべの中に落とし込んでそろーりと外す。
中が洗いにくいわ脱着の度に蓋が汚れかねるわで使用上良い事無しなのですが、そこにある技術で安全を保つのにはこうせざるおえなかったのか。
むしろ足りない技術で無理をした物よりは安全上よっぽど良いでしょう。
では、炊いて見ます。
米を3合入れ{容量に対して恐らくちょっと入れ過ぎ} といで{とぎ辛い形状ですが野外では無洗米でしょう} 水につけ一時間後火にかけます。
暫くしたら圧が掛かってくるのですが、その様が不穏。
↑伝わりづらいですが突然ブスーッと蒸気が吹いて沈黙、を繰り返します。動画後編で圧力鍋らしく首振りを開始。撮り始めるまではもっとひどく、突然横に蒸気を吹くから驚いた。
まぁ小型な分圧力が安定しづらいのでしょうが、JIS規格はこの俺が通さない。
そして
炊けました!
うーんいつも通り、安いのにふっくらモチモチ!
ごちそう様!!
しかし・・
水分量のせいで ちょっといつもよりねばっこく炊けたと言うのもあるが、すごく米をさらい難い。形状も明らかに問題だけど、鍋の内側が丁度米の引っ付きやすいザラザラになっている。
一日水に浸けてから洗ったが、山の中だとこう云うのを洗う事自体はばかられる。
昔は同じ鍋でそのまま湯を沸かして洗いながらお茶にしてたが・・今はそれも飲みたかねぇなぁ。
結論。