イタチザメ
最近息子の幼稚園では放課後漁港に釣りに行くのが流行りとなっていて
「今日港でサメが上がってるらしいよ!」
そんな噂が回ってきたもんで行って来た。
うわぁ。
ギャオス
ドヒャオス
ぐへぇ。
漁業に害を及ぼすという事で駆除してきたらしい。
なんか餌に食いついてきたところを電撃で仕留めて、船に上げられる大きさじゃないのでロープで曳航して持ち帰り、わざわざ解体してまた沖合に捨てて来るのだとか。
ホホジロザメが帝王でイタチザメはその下、って認識だったけどこれ、本物見たらもう重々十分。絶対出くわしたくありません。この時はまだ微妙に生きててたまに口をハフハフさせていた。
その後
「解体が始まったよ〜」
の連絡で行くと
子供達砂被り席で観戦中。
漁師さんたちが本当、底抜けに優しい。
子供の頃、両親が自分にしてくれて一番今の自分に生きているように思う事は、「学研」の科学と学習両方を買ってくれていた事がある。
逆を言えば他があまりないのだけれど、その点こんな環境で育つ事ができる子供らが羨ましくもあり、この環境を下さっている周囲の方々には本当頭が上がらない。ありがたい。
ぷっくり膨らんだお腹には子がいるかも、なんて言っていたが巨大な肝臓が詰まっていた。
{加工すれば肝油になるなぁ・・}
骨らしいものも見当たらずとんでもない大きさの切り身になって解体されてく身も、沖縄辺りじゃ全部食べちゃいそうなもんだけど、欲しがる人もおらず全部捨て。
{うちも冷蔵庫が空いていればば試してみたかったが・・}
サメの皮もおろし金が作れるなぁとか思っても、多分結局作らない。
あとで息子は歯を一本貰ってきていた。
宝物だらけだ。良かったなぁ。