ネパール新婚旅行記録 5日目
トレッキング二日目にして嫁の回顧によると一番しんどかった日だと言うこの日。
写真を見返してみると色んな動物達に出会った日でした。
そしてそして。
こんな坂を上がって行きます。
10歩あるいて振り返ると 8歩後ろに嫁がいる。
↑動画ではマチャプチャレて云ってるけど歩き方にはアンナプルナ・サウスと・・・知りません。
ウレリだったかな?こんな集落。
確か小学校があって、「見に来い」と言われて行ったら何の事は無い募金の要求だった。
嫁が日陰で動かなくなり、鶏でも追っかける。
そろそろめしを食うか、と言う頃 丁度そこのロッジの人らがコメを炊いていたので今食えるか聞くが時間がかかると言われ、値段も高かったのでもうちっと進む。
とちょっとボロい感じの宿におばぁちゃんが一人。
ダルバートの値段を聞くと一旦高く言うがすぐ値を下げた。
じゃここか。
このおばぁちゃんがナカナカいい味出した人だった。
殆ど喋れない英語で何とか会話しようとしてくれて、教わった言葉が 「デライ・ボクラギョ!」
ここから先は森の中を行きます。
直射日光が少ないのはありがたいが、上り坂はやっぱり容赦なし。
清流の横を歩きます。
なんか屋久島でも馴染みのある植物達。
Nangethantiと言う所だったろうか、途中に建設途中の大きなロッジがあり、なんとそこには我々に禁断症状の出ていた
ネコちゃんが。
かなり人懐っこい。
我々が日本を発ってからというもの デジカメの写真を確認する度メモリーの最初に残してあった↓この写真で症状を和らげていたのだが やっぱブツはモノホンに限るぜぇ・・
↑嫁がこの写真を飼い主のオバハン↓に見せて「うちでも飼ってるの」とコンタクトを計るが 全く興味を示されず。
街道あちこちに祈りの形跡。
しかしこのカラフルな旗{ルンタ}は チベット仏教の物の筈。けどそれの引っかかってる槍はシヴァ神{ヒンドゥー教}の物?
人種も宗教もインドとチベットの間、と。
嫁の息も絶え絶えになった頃、やっとこゴレパニ到着。
↑チェックポストがあります。
まずは宿の値切り交渉開始。
1件目でまず値段を聞き、他のも見たいと隣のロッジへ。
でメシ沢山食うからロッジ代をタダにしろと交渉するが、主人が建物の表にいるうちはガンと値引かない。
しかし建物の中に入ると口に人差し指を当て、「タダでいい、但し秘密だぞ!」
こう云うロッジ等では↓何処でも同じようなメニューが置いてある。
最後のページには{This menu has been aproved by STEC とかACAP}等と書いてあり、宿泊料も明記してある。
つまりはきっと こう云う価格カルテルを結ぶ事で全体的な利益を守ろうと言う事で、きっと価格競争をする事は許されないのだろう。
昼のおばぁちゃんも「まけたことは秘密にしてくれ」と言っていたが、きっとあのおばぁちゃんの所の様に建物自体がボロくて小さい、見た目でまず敬遠されてしまう所だと値段で勝負しないわけにはいかないのではなかろうか。
何故か部屋までついて来て寝てしまう。
宿の親父に叩き出されたのに
今度は食堂に来てゴロリ。ヤマビルを連れてきてました・・・
この日の晩御飯は
スパゲティとマカロニ。味が濃かったので茹でジャガイモと一緒に食べて丁度良かった。