ダナー・ダナーライト
では・・まず今日のバックミュージックを。
このダナーライト。1980年{俺2才?!}世界で始めてゴアテックスを採用した靴だったんだそうで。足を入れるときにまず見えるのが「Made in USA」の文字。
ある日お客さんが
「この靴ねぇ、良いんですよ」
と言っていて、また別の日にお客さんがダナーの販売員だったと言い、曰く
「疲れにくいんですよ」。
その数日後 さかいやスポーツのアウトレットで半額で出ていたのでついポチリとしてしまう。と言うタイ辺りで聞く詐欺の手法のような経緯で購入。
半額と言えど定価が4万6千円。だから2万3千円。 普通のサイズより大き目と言う評判だったので普段26cmの所7・5インチ{25・5cm}を選択。
{写真はミンクオイルで手入れの直後。}
届いて足を入れてみて最初の感想。
多分この靴、こんな足の奴に合わせて作られてるぞ?
甲が低く、偏平足で細長い足型。だからそもそも靴紐を解ききっていてもまだ甲の部分が足入れに詰まる。
で、インソールが入ってないけど それでも足の甲は靴紐締めなくて良い位。だからいつも使っている特製のインソールが使えない。
縄文杉まで歩いてみたけど、帰った頃には足が↑の型に矯正されておりました。
しかしビブラムソールはオーソドックスなパターンながら想像以上にグリップが良い。
ウレタンミッドソール?の柔らかさを足裏で感じる まるでサスの柔らかい、ハンドルの余りが大きいアメ車みたいな、ポテトにケチャップな履き心地。値の張る靴な癖に安物臭い靴紐がいかにもアメリカ。
しかし2日連続で履く気には決してならず、実質雨の日の長靴代わりとして今日まで使用してきました。
最近さすがに右足に浸水が認められるが まずここまでもったと言うのがすごい。
ミンクオイルでぼちぼち手入れしてると徐々に馴染んできて、最近はインソールを入れて使用できています。縄文の後は小指が壊死しそうに痛いけど。
ゴアブーツのパイオニアだったと言う事はその防水性に関しては相当テストされた筈。ベロ部分の自由度の低さによる足入れの悪さもその犠牲だったのかと思う。その点に関しては2万3千円の価値があったのかと認めざるおえないが・・・
5万足らずも出す靴では、残念ながら 無い。