製麺の備忘

 韓国冷麺。 


 本では製麺しやすさを考慮して片栗粉3;小麦粉7のレシピが紹介されていたが 作ってみるとやはりまだあの麺に“なりきれていない”感じだった。
 今回は配分を半分半分にしてみたら 確かに生地のまとまりは悪いが丁寧にやれば問題ない出来あがり。
 麺帯の厚みは{4}の太めで丁度良い。 
 
 間違いなく「韓国冷麺」の麺の出来上がり。
 旨いのは確かなのだが、岩手で食べた{岩手三大麺の一つ}焼肉屋の冷麺の記憶が納得を許さない。
 茹で加減に進歩の余地ありだが、それだけではない違いを感じる。何なんだ??{盛岡冷麺 - Wikipediaによると 根本押し出し麺であることが大きそう・・追いつけぬか!}
 またじゃじゃ麺と共に食べに行きたいなぁ。
 


 この翌日、作ろうと思ってなかなか暇がなかった鹿骨ラーメンにも挑戦。{ドタバタしてて写真無し。}
 中華麺で麺帯4番はちょっと太過ぎた感じ。以前,思ったように麺の香りが出なかったのは水締めが良くなかったのかという疑念により釜揚げ麺を試してみたが 水締めした方が断然口触りが良かった。
 ただ、一辺に大量な麺を仕上げようとするもので 水締めした麺を再度湯がく時にかなり水温が下がり、家庭用コンロでは火力が足りないのか 再沸騰を待つあいだに麺が湯だってしまう。
 そもそも一辺に仕上げないで水締め→小分け→テボで一杯分づつ仕上げていく→上がった分からサッサと食べてもらう、しか家庭の設備では対処法がないかもしれない。
 同時に生麺をゆがく湯と 再加熱する湯は変えたほうが良さそうだ。 となると中々面倒。


 スープに関しての結論は とったダシに醤油掛けただけでラーメンスープとして一番美味しいのは鶏ガラスープだ という事。
 鹿骨スープは・・「まぁ美味しいけど・・何か足りないね」のレベルを脱しきれない。
 鹿骨である必然性を感じさせる味付けに至るまでには相当長い試行錯誤の道のりを感じる。そしてその道のりの結構早い段階で匂いが鼻について嫌になってきそうだ・・おれ鹿料理嫌いなのかな??
 まず骨の部位、スープの取り方から洗い直すべきな気がする。


 何かに秀でている人は暇が出来た時に打ち込む事が決まっている物だと思う。
 自分はこの荒天による不意な連休中 岩も登らず 地図も睨まず 本も読まず 写真も撮らず 海に潜らず ギターも弾かず こんな事やっていたわけで。
 俺って一体何になりたいんだ?という疑問が湧いた ここ数日でした。