女川支流
登ってきました。
こんな感じ。
メンバーはY師範と 初の同行Mちゃん。
で結論から言うと。
この芽は早めに摘んでおいた方が良さそうだ。
入渓、例の本流チョックストーンをくぐり 狙う支沢に入り二重の滝
TWIN FALLS 6M5M, 30.224272, 130.373823, 130.9, WGS84, 10:28:48
を抜け、次に出てきたのが
FALL4M, 30.224218, 130.373538, 140.5, WGS84, 11:16:15 2011/07/09,
これ直下の水深もそう深くないし ぬめるし ホールド一つ一つが逆層というかいちいちいやらしく小さい。
ちょっとトライしてから早々巻こうかと思いきや
この小娘は登っちまいやがったのさキィィィィ
自分はMちゃんの取り付いた辺りを一応さわさわしてみて
「・・ここらで堪忍してやろう」
巻きました。
林道の橋の下で食事の後ぶち当った大きな滝。
FALL15M, 30.223557, 130.371775, 254.2, WGS84, 12:30:08 2011/07/09,
コレも怖いし巻き。右岸を巻き始めたらけっこうな急斜面を大きく巻く羽目に。
沢に戻って
SPLASH FALL7M, 30.223449, 130.371636, 303.1, WGS84, 12:52:33 2011/07/09,
そして問題の{?}滝10m。
FALL10M, 30.223400, 130.371473, 322.7, WGS84, 13:01:51 2011/07/09,
丁度地図のここらでGPSがロストしてあらぬ線が入っているのは長居してスタカットビレイしていた場所な訳ですが、鬼軍曹Y師範の提案によりMちゃんぶっつけ本番で中間支点{ハーケン含む}の回収を任命される。
多分自分が同じ経験値{沢ほとんど初めて}の頃だったらいっぱいいっぱい、テンパってしまいそうな所、Mちゃんはちゃんとこなしていた。あの“笑顔の鬼”と呼ばれる男の元で働く根性はやはり並では無さそうだ。
「あとこの上に“天国への階段”があるんだよ」
とY師範。
「レッドツェッペリンですか。」
「いや、違う・・・クラプトン、“天国への扉”」
「ノッキンオンザヘブンズドア?」
「そうそう」
何だかよく解らないけどコレ。樋状になった40mの滝。
Knocking on the heaven`s Door, 30.222297, 130.370095, 495.6, WGS84, 15:00:38 2011/07/09,
「ビレイしてる暇は無いし、落ちても挟まって止まるんじゃない?」と言う事で
そのまんま登る。最上部に
倒木が挟まり込んで来ていてやな感じ。
「こいつが滑り落ちて来たらおしまいだな・・」
それを考えちゃぁ登れない。
最近自分の臆病さを良く感じる。そしてその臆病さを否定する理由が自分の中にあまり残っていない事も感じる。
オッサンになったんだなぁ。
コレを上がるとあとは大した物も無さそうだと稜線に上がってみると 意外と近くに登山道。
下山。
この沢、Y師範が何度も来てしまうのも解る。ナカナカ面白い沢でした。
Mちゃん、A君{ニョキニョキ伸びやがって}共々しっかり芽を摘んじゃるから、また沢に行きましょう。