キャラバン C−1

 新婚旅行で、行く先 ネパールは丁度雨季。
 まだ防水性の残っている靴が無い・・・と言う事で急遽買ったキャラバンC−1{結局旅行中はほとんどどカカト有りのサンダルで過ごしたが}。
 この靴、噂によると日本で一番売れた軽登山靴なのだそうだが 果たしてその性能はいかに?。


 ズバリ。うーん80点主義な感じでしょうか?
 ボチボチ安く、グリップはビブラム未満・しかしそこまで悪くなく、3Eの幅広な感じはなんか楽。防水性もまぁ及第天で・・・


 ・・キャラバンの靴ってなんだか独特な履き心地があると思う。
 トップ部分がふわふわしてない「薄めで硬めな一枚」って感じで「全体が足に優しくフィット」とは感じないのだけれど「それが問題か?」と言われるとそんな事は無く・・・
 実際「自分の足に会うのはコレ」と指名する人もいる。


 こないだキャラバン関係の人と話す機会があったのだけど、「柳又アクア」{気付けば廃盤・てか改名?}とか幅狭な足型なのはファイブテンのソールを使っている関係からか?と聞いてみたら「立ちこみやすくするため」なのだそうだ。
 {狭くて足先が余って立ち込めなかった とは言えやしないさ。}


 一つ高く評価したいのは「加水分解しないミッドソール」を使っている事。
 「〜しにくい」ではなくてズバリしない、と言い切ってくれるのは私たち常用者より こう云う靴をそうそう履かない普通の人たちにただそれだけでも勧めたくなるポイントだ。
 実際「二年前に一度だけ使ってしまっていた」靴が登山口でボロボロ崩壊し、逆に「コレ40年も前の靴なの」と履いてきた靴が何事も無い。その不死鳥のような靴は大体においてキャラバン製だったりする。
 

 日本の靴ブランドと言うだけでも自分は大切にしたいと思う。これからもまた買いますから、外国ブランドに負けない靴作りをお願い致します。