安房川下部。
お誘いが無ければ自らここから入渓することは無かったろうなぁ。
今回は屋久島遡行人さんとI君が9月に黒部渓谷に挑む予行演習に同行する形。本当は二人が前日からの二泊で行くのに途中参加する予定が諸事情あってこの日3人での日帰りになった。
やはりここいらの見どころは
地質でしょう。
堆積岩と花崗岩の接触面。場所によっては石英脈がヴァン・ヘイレンのギターの様。ってこって頭の中のバックミュージックはコレ。
ちょいと進むと
この滝を高巻き懸垂降り。
その後恐らく 地図上・トラックが乱れている辺りでロープを出す場面があり、あと巨石の積み重なった隙間を突破する箇所が印象的。
自分だけステルスソールの靴{5.10 キャニオニア2 - ざるの洗い方}を履いて行っていたのが コレがここでは大ハマリ。大変快適だった。
場所を記録しておけば良かったと思うのだけど、川のど真ん中に少し赤みを帯びた岩が転がっていて
そこの中の捕獲岩?の中に
トルマリンらしき結晶がキラキラ。
・・・珍しいのかな?ナカガワ社長に聞いてみよう。
その後明星岳沢を林道までつめる予定を沢の出会いから尾根をつめて近道しよう、となって明星岳沢左岸尾根を登ると 程無く林業作業用の作業道に出合って林道へ到達。
遡行人さんが「初めて来た時と二度目では感動が全然違うなぁ」と言っていた。
確かに自分もトンゴの滝上部に初めて来た時の記憶はすごく新鮮に残っていて、今回は確かにその時程の感激は無いが、違う観点で見れる様になっているのが嬉しい事と思う。
この上部を自分はまだ行った事が無い。行くなら寒くなる前かなぁ・・