ネパール新婚旅行記録 13日目 ポカラに帰る。
前日に飛行機のチケットを購入。
その時「朝の6時には空港に来る事。」と言われ、
実際来て見ると表で待ちぼうけ。
因みに空港会社はこの路線に数社就航しており、一番確実性の高いのは今回我々の選んだTARA AIRだと昨日の日本人兄ちゃんに教えて貰った。
逆に一番低いのは国の資本が入っているNEPAL AIR{だったかそんな。}なのだそうだ。役所仕事的ですぐ休むらしい。
US$76−という額は当然外人料金で 対する地元民料金{相当安い様。}も存在するらしいが、いくらネパール語が喋れてもNGOで地域貢献しても自分でチケットを買うとまけてくれないのだそうだ。
かつてオーストラリアの空港でMSRドラゴンフライ{液体燃料ストーブ}を没収された事があるので 前日にストーブは燃料を抜いて念入りに乾かした。
X線の機械が備えてないのであそこまでする事無かったかな?と一瞬思うが甘い!
カバン全部開けて最も原始的且つ確実なチェックが入る。なんとかストーブは通過。
抜けた先。しっかり股間も手さぐり確認されました。どうだ驚いたかこのやろ!
そして・・
待ちます。
そう。
悠久の時間を生きるインド人達。
私は
「エックメネッツ{一分}!」
と言い続けて二時間以上待せる事もある彼ら。
ん?いや二日待たされた記憶も蘇ってきたが・・・
そんな彼らが騒ぎ出すと丁度「腐海の蟲達が騒いでいる」{ナウシカ}かのような不安感。
そんな内にやっと二機の飛行機が到着!
ギュギュギュと外側のタイヤを荒々しく凹まして急旋回、ロビー前に停車。
やった!やっと乗り込み!離陸。
左側の席の方が山の景色が見えると聞いていましたが、雲多く、んー 逆に近すぎたかな?
直立できるだけ天井高くないので「あのこれつまらないものですけど」とでも言いそうな姿勢で、本当につまらないもの{アメ玉}を配るキャビンアテンダントさん。
着陸!
離陸当時ははしゃいでいた嫁が到着してみると無言。どうも酔ったらしい。
で、宿にチェックインして一休み、昼食の後自転車を借りて山岳博物館へと繰り出す。
飛行機を降り立ったその時からポカラは暑かった!ジョムソンは3000m近い標高だったのだからその気温差は無理もない。
道に迷って迷って山岳博物館到着!
クライミングウォール。誰か登る事あんのか?
敷地に入った途端「やる気はないが掛ける金はあった」のがビンビン伝わる庭園となっている。
入り口で入場チケットを買おうとすると
「釣りが無い。出て来るまでには用意しとくから行って来い」
と、金を受け取ってから言うもんだから
「出てくるまでに釣りを用意しておけ。後で払うから金返せ。チケットよこせ。」
から始まり、インドルピーを出してきたりゴタゴタして何とか釣りを奪取。
周辺にある博物館の中でダントツ高い300Rsという入場料は当然外人料金。そんな額を取る準備も出来ていなかったらしい。
中もそこはかとなくやる気無し。
渋谷系登山者
やっぱハーネスはぁ腰で穿くのがぁ
Belay device{Figure of 8}
This instrument is use to support climbing partner.
・・・そーなんですかぁ。なんかチョークナッツが結び付けてあんのは??
あっこの結び目インドで習ったぞ!!{日本で「は?」と言われる}
安藤祥子さん?の作ったイエティなんだそうです。
ジャンコ・タベイの雨具とか
ケン・ノグチがここにごみを捨てて行ってたりとか
まぁ、{私は}それなりに楽しめはしましたが{嫁は退屈そうでした} このやる気の無さと館内の暑さはたまらん。
300Rsも出せばエアコンあるのでは?なんて期待しちゃいけません。
・・・と、この日の記録はそろそろ長いのでここまでに。