ナイキ Air zoom Thielsen ⅡGTX
また廃盤のナイキACGだけど、この靴もすごい良い靴だった。
トレイルランニングシューズと言う言葉を聞き、その名に期待をもってそれまでにも何足かトレランシューズを買っていたが、期待を充分に充たしてくれる物に出会えなかった。
期待したのはクッション性・安定性・グリップ能力。
この三つをはじめて充たしてくれたのがこの靴だったと思う。
アメリカ野郎を褒めちぎるのはムカつくが、絶妙の設計だと思う。
足裏の形がどっしりしていて、クッション性は高いのに地上高は高く感じないので足を捻りづらい。
モトクロスタイヤの様なグリップパターンが良かった。どうやらそのパターンがショックアブソーバーの仕事もしていた事を 磨り減ってきてから実感をする。もちろんそのパターンもゴムの質とあいまって本当にグリップが良かった。
ただ、何故かこう言ったグリップの良い靴を履いた時に限って人を背負う事になるというジンクスを作った靴だった。
全部覚えてはいないが この靴で背負った人は4・5人はいると思う。
確かお亡くなりになった方をタンカで運んだ時もコレだったような・・
そのジンクスを受け継ごうとしているのがコレ→ファイブ・テン イグザムガイド - ざるの洗い方←なんと初めて仕事で使った日にお客さんを背負う事になった。
いや、決して自分が事故等を多発させてるわけではありません。運んだのはほとんど自分のお客さんではないのです・・・
ナイキはソールが剥がれる。だからチビチビ使うより、ダメになる前に使いつぶした方が良い。
もうそろそろお役御免の様でして。
さようなら。