発電所 見つからず

 12日にガイド連絡協議会の定例会、自分担当で宮之浦官行集落跡地の観察会を行う。
 ってこってその下見+ネタ探しとしてあの周辺を散策してきました。

 
 散策と言ってもアテがありまして、{興味があれば地図をご覧下さい}宮之浦川・右岸 ヒロワタリ谷を流れる川と森林軌道跡がクロスする地点に かつて官行集落の為の発電所があったと言う話を聞いていて、その存在を確認したかった。

 のでまず益救参道{島の登山>登山マップ>益救参道}を上がって行く。
 
 けっこう久し振りに行ったのだけど、入り口付近とか結構荒れてきてますね。
 てか入ってちょっと行った辺りのこの看板。

 旧道に入り込んだと勘違いして引き返した登山者結構居るんじゃないかしら?
 そこの川に投げ込んどいたろかとも考えたけど、やっぱり権威ある立場の人がやるべきでしょう。
 何でこんな看板が残してあるのか理解できない。


 益救参道がトロッコ道とクロスするココ

 でトロッコ道に入ります。
 ちゃんと林野の許可も得てあります。


 結構キレイに軌道跡は残っていて、そう進まないうちにしっかり残った橋を渡る。

 最後には枕木とレールを固定する釘{刺さった状態のまま}だけを残してレールだけ剥いで行ったのだろうが、どうやったのやら?見てみたいものだ。


 滝の下の橋の跡を抜けた頃、対岸がひらける。
 

 クロハゲ谷がよく見える。だからその横が志戸子岳。

 綺麗に残った橋はさっきの一本だけだった。後はよく残ってこんな物。

 そして恐らく↑↓コレがヒロワタリ谷との交差地点。

 時間が押していたのと確信が持てなかったのとで散策出来なかったが、辺りに目立つ人工物は全く確認できなかった。残念。


 ヒロワタリ川の右又左又を渉ったところで線路はひどいヤブコギ帯に入り、丁度そこから幾重ものつづら折状になって下りてゆく。たまらないのでヒロワタリ谷沿いに下ってゆく。
 途中、綺麗に残った電球を見つける。

 分厚いガラス瓶とはちがう、電球がこれだけ綺麗に残っているのは感動モノだと思う。
 君は一体何処と繋がっていたんだい?


 オスモン??

 お、使えそうな岩屋。



 帰りはサムズからの夕焼けが綺麗。

 「山の中になんと!ミスドがあってん!」

 流石の嫁も信じなかったけど、「誰に貰ったん?」
 知らなかっただけでも成功でしょう。最近サムズで売ってます。