JMGA ガイドマニュアル 自然ガイド編

 ガイドとしては普通ありえないであろう格好で森の中を歩く人が、何かに関してズバ抜けた知識を持っているのであろうけど 他のガイドを指して「にわかガイド」だとか人をけなす事を言っているのを聞き疑問に思う。
 人それぞれ それなりに人生を経てきたのだから何かにおいては他人より秀でた知識・経験があるかも知れない。それはガイドとしてもいつか話のネタなりで大いに役に立つ事はあるのだろうけど ならば「ガイドとして」必要になる知識・技術の基礎って無いのだろうか?
 それがこの本に纏められてると思う。

 以前先輩に借りっぱなしにしていて「そろそろ返してくれ」の催促でやっと返した本がコレの古いバージョンの物だった。
 公益社団法人日本山岳ガイド協会←ココで販売してます。注文したら振込用紙と共に送ってきます。3000円。
 内容はその題の通り、ガイドとして必要であろう知識の基礎がきっちり具合的に示されていると思う。
 そこまでJMGAと言うのが絶対的な存在だとは思わないにせよ 読んでいて「あぁ、そう、それもコレも確かに基礎です。・・テストされそうになったら舌咬んで死のうかな・・」と思います。

 ペラペラっと読み進み、最後の方。 
 2 ガイド山行での諸々の配慮 →{4}ガイドが慎むべき行為 →5・ 人前では原則としてポケットに手を突っ込むな。
 まぁ他にも色々耳の痛い事が出ているのだけど、コレ、結構山で見かけます。
 ポケットに手を突っ込んでる姿がかっこよかったと言えば 

 あぶない刑事{デカ}。
 けど あぶないガイド、は話にならん。
 ポケットをハンドウォーマーと呼ぶアパレルメーカーもあるが、歩きながらは違うでしょう。
 寒い時には手袋使いましょう。