はい。ロケットです。


 混むだろうと思って、雨が降りそうなのにバイクで撮影ポイントへ。

 前々回は同じ場所で人と会ったのに今回は誰も来ず。

 安房で観察中の嫁から危険区域内に船が侵入して延期との知らせ、帰ろうと思いきや3時50分{元の27分後}に発射するらしいとの情報。

 その情報通りに100億円の花火は二つの雲を抜け、厚い雲の中へ消えて行きました。

 

 嫁に聞く限り、安房よりは長く見れたようです。
 それでまぁ、万々歳なのですが、なんかこれでいいのだろうかという気持ち。
 ロケットがこんな風に撮りたければ種子島からの方がしっかり撮れるし、事実そんな写真がネットのニュースで流れてくる。
 「残念な事に」打ち上げが失敗して火の玉が地上にUターンする写真でも撮れればその写真は大きな価値を持つかもしれないが、もっと〝屋久島に住んでいる自分”が狙うべき写真って他になんかあるんじゃないのか? とか。

 まぁ、「どれだけ努力しても誰かはもっとすごい写真を撮っている」とか気にしだしたら、特に天体写真とか、やってらんない事だろうなぁ、と。なんかそんな事を考える今日の俺、掃いて捨てるほどいる普通の人一人でした。