縄文杉デッキに迂回路完成。

 経緯はこちら→{縄文杉デッキ立ち入り禁止。 - ざるの洗い方
 

 その折れそうな枝を後ろの枝からワイヤーで引っ張ると云う応急処置がなされ{→http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=45072}、最初に自分が写真を撮ったのは12月29日。

 上記リンクの図が解り易いので借用すると

こういう風に枝が固定されています。
 当然下に居る人に被害が出ないための固定だろうからデッキの立ち入り禁止は解除になるだろうと思っていたら一向に変わらず。

 
 まぁ、人の少ない冬だから。
 流石にシャトルバスが始まるまでには何とかするんだろうとノホホンとしていると ピクリとも変わらなかった。


 噂を聞くと今のワイヤー固定はあくまで仮固定で、本格的な処置をどうするのかを協議している→霞ヶ関の方の会議で林野が主導権を握って先導しようとしているが他の関係省庁とうまく行っていないーーとか。まぁ聞き飽きたような毎度の話。
 

 で、「上からの指示」が決定するまでに とりあえず現地でできる混雑緩和策として迂回路を作ると云う話になり・・15日、出来上がりました。 


 手ブレが酷いですが、よかったら{これから行くと云う人以外ね。}擬似的に登ってみて下さい。

 この迂回路が実際迂回できている部分は

この階段。一応人間二人が通れる幅はあります。この日まで現にここを上り下りが行き交っていました。問題なのはここで縄文杉を見ようと立ち止まる人が多く、そうなると離合は難しくなります。
 まぁ何にせよ

その階段の下が離合不可能になっているのであまり混雑緩和の役には立ちません。
 それより、それまで誰も立ち入っていなかった場所に道を作るとどうしてもぬかるみます。

 この日は前日も晴れていて さほど{屋久島的には}森が湿っていたわけでもないのだけれど、上記リンクの動画の通り結構皆滑ってました。雨の日は確実に酷く、多分「風雲たけし城」の1シーンみたいになるでしょう。
 せめてもっと大きく、下の方まで迂回する物を作ると思っていたのですが・・・



 どれだけ混み合っていても 静まり返ったあちらのデッキがうらめしい。