縄文杉デッキ立ち入り禁止。

 11月の6日、縄文杉周辺にワラワラと人が居ました。

 どうやらこの時、亀裂が見つかったのでしょう。
 時を同じくして自分の右足の骨にもひびが入っていたようで、暫く行かなかった間に縄文杉デッキは半分立ち入り禁止に。

↑12月1日。

↑12月5日。ロープの向こうは葉っぱが踏まれずキレイに残っている。


 奇しくも最近「縄文杉が折れたとしたら屋久島の観光どうするんだ??」と言う話題が何度か周りで出ていたそんな時だから 既視感と言うか 何と言うか。


 時間だけは沢山余らせていた頃、どこかで「今じゃなくてもまた来れば良い」とかいくらでも何かにやり直しが効くと思っていたが、歳と共にそうではない事が理解できてくる。
 縄文杉にしても自分がこの仕事を始めてから、何本かの枝が折れ、前に鹿よけネットが出来、見所の手前の木を勝手に切っちゃう人も居なくなり・・色々どんどん変わって行き、写真を撮る度 それがその一瞬しか撮れない物である事を意識するようになって行く。
 来シーズンからまた何らかの形で姿が変わるのは確かなのでしょう。

 この日、宮之浦岳に雪が見えました。
 今年はまた積もるのでしょうか?




 縄文杉が折れたら、って話と原発廃止になったら、って話がなんだか重なるなぁ。