効率化

 うちの6畳の間の蛍光灯が調子が悪く、試行錯誤の末買い替え案を嫁に言うと イヤダと云ってどっかから裸電球を掘り出してきた。
 真っ白い蛍光灯より電球の明かりが良いのだと。
 ま、いっかと 4畳半にその裸電球をつけて4畳半にあった蛍光灯を6畳間に移す。
 蛍光灯の傘の上に溜まった埃や虫の死骸を拭く時ピンと来て

アルミテープでギンギラ銀にしてみた。
 点灯。


 おぉっ なんか確かに明るくなった気が!
 一瞬感動するが、3秒で慣れる。
 明るくなったのだから、と蛍光灯を半分消す。と、グンと暗くなった気がして不服なのだが、台所に行って戻ってきたら忘れている。
 慣れなのだこんなもん。


 高効率というのはそう思うだけで何故か気持ちが良い。
 しかし結果を見ると非効率的な裸電球が増えているというのが嫁の陰謀か。