GUARANTEED TO KEEP YOU DRY??

 あ、前の話{ゴアテックスの剥離 - ざるの洗い方}の続きです。


何が?何の保障?
 とついつい腹いせブログを書きたくなる結果を聞かされました。
 「過度の使用によるものですね」
 「永久保障と言うのとは違いますので」
 「中間に挟まれている膜の性能の保障で、挟んでいる方の生地ではございません。」
 うーんいやけどしかし。
 「なら例えばどういうシチュエーションになれば補償範囲になるんでしょうか?」
 と聞いてみると
 「えー・・それはですねぇ・・・」
 となんだかハッキリしない言い方の話をずらずらした中で頭に残った言葉は
 「送って頂ければ調べてみます、と言う所から補償範囲でして」


 うーん大人になって考えると 企業としては充分誠実な態度ととるべきなのだろうか。


 内側のコーティングが剥がれた原因の可能性として、根本 過度のストレスをかけたプラス 汗などの汚れが付いた状態で放置したのではないかと指摘された。
 今まで何度か洗ってはいたが シーズン終わりに必ず洗っていたとは言えない。誰しも心当たりがあるであろう弱みを突っ込まれ その流れで逆に気になっていたことを質問してみる。
 ナカガワスポーツにおいてあるこの雑誌↓

別冊PEAKS 山道具完璧メンテBOOK (エイムック 2086 別冊PEAKS)

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の中で、ゴールドウィンの担当者の人が「ゴアテックスも脱水をかけるべき」と紹介していたが実際の所どうなんでしょう?
 答えとして
 ○基本 防水衣類を脱水にかけると脱水機に負担がかかる
 ○ゴアテックスそのものは脱水しても問題は無いが
 ○一緒に使用している素材による。
 つまり、洗濯表示に従ってくれ との事。


 意外だったのはゴアテックス自体は脱水しても問題が無いと言い切っていた事。
 しかし洗濯の工程の中で一番生地に負担をかけるのは脱水だと聞いたことがある。あまり何度もやっていたらすぐ「過度の使用によるものです」とはなるまいか??

 
 で、話が「防水と撥水」と云う 耳タコな事を話し始めたので「初期性能に近い性能が得られる撥水剤が無い」事を言ってみると 「こっちは内側に挟んである膜の性能を保障しているだけで撥水剤の事まではシラン」と言われる。撥水がしっかりしてないとその膜の性能が発揮できないという話の後で。



 まぁ結論。「新品を送ってきた」という話を何度か聞いていたせいで期待しすぎていた。
 防水透湿生地として歴史を持ってここまで確固たる地位を築き、今となってはゴアテックスだと言うだけの理由でそこまで高い訳でもない。
 今更大盤振る舞いの保障をしてやる必要はないのだろう。


 けどなぁ。なんか腹いせにわざわざメ○ルの靴買って
 「ゴアなのに三日で水漏れしたぞ」
 って送ってやりたい気がするのは何なんでしょう?


 あぁあ。新型のマウンテンハードウエアが手に入るかと思ってたのに。次何にしよう?
 あーだこうだと選ぶのは楽しくもあり面倒臭くもある。
 ならもうモンベルでいいじゃん日本メーカー応援しようぜ とも思うんだけど

 カッコ良さが・・・
 山にカッコつけに行くわけでも無いんだけどもねぇ。