ネパール新婚旅行記録 16日目 チトワンナショナルパーク二日目
夜もやはり 暑かった。
なんか朝からぐったり。やる気が起きなくても次やることが待っているのはこういうツアーのいい所でもある。
またあの車で移動。
この明らかな悪人顔がこの「レインボーロッジ」のオーナー。
日の高くない午前中にカヌーのつあー。
「みんぱく」にあるようなカヌー。まぁ味があってヨロシ。
ご機嫌復活。
どうも我々の通り過ぎた所にサイが出没したらしく、流れに逆らってカヌーを押し戻してくれる。わりいなぁ。
一旦下船後
ホラ、アレサイだ!
遠い・・・けど野生動物ってそんなもんさ・・
で、カヌー終了。
宿の近くまで流れてきたようで 帰りは徒歩。
薪なのだろうか、木を削るじいさん。
トカゲ。
昼食をはさんで「エレファントウォッシュ」へ。
まるで我々のためにプログラムが組んであるかのような話だったが、実際は川っぺりでこの時間普通にやっているようなので普通に見に行けばいいようだ。が、まぁ宿の男が案内してくれる。
で、「エレファントウォッシュ」て何だか解らず行ってたのだけど↑コレだったわけで、こりゃやっぱり体験したい。
しかし。
貴重品の類を全て肌身離さず持ってきている・・・こんな事なら部屋に置いて鍵掛けてきたのに!
仕方ない。迷った挙句案内の男に全て預けようとすると「ここに置いとけ」とテーブルを指差す。
「あぁ、大丈夫だ、見とくし誰も取りゃしない。カメラ撮ろうか?」
と言うので
「解るか?ここでフォーカス合わすんだぞ!?{マニュアルレンズ付けてた}」
あぁ、解ってるからさっさと行け、という身振り。
「ちゃんと見とけよ!」
乗り込み。早速ザブーンと沈められる。
ふ、と案内の男の方を見ると
え?
知らん白人女が俺のカメラで写真撮ってる??
「Hi! I have your camera! SMILE!」
お、俺の20万したカメラをっ 誰?
「SMILE!」
笑顔ぎこちなく。
下車ならぬ下象。
御者に100RSを手渡すとの事だったが、見せると
「そいつに渡してくれ」
ちゃんと鼻でお金を受け取って渡してくれるのが大変かわいかった。
どうも案内の男がやっぱりピントの合わせ方とか解っていなかったらしく、そこに居たその白人女性が親切にも写真を撮ってくれたようだった。有り難い。結果貴重品類も無事だったが、無用心な状態では楽しみきれなかったなぁ。
帰り道。
ネパールの少年隊が自転車四人乗りで抜いて行く。
長〜い休憩時間をはさむが自分は寝てしまい、嫁は暇だったとぶーぶー言われる。
そしてメインイベント「エレファントサファリ」へ。
こんな感じで乗るようです。
同じツアーに参加してるシークの家族 乗り込む。
狭い!
第一村人ならぬ第一動物は セミ
そしてナント!
サイ出現!
猿に
鹿。
御者{と表現すべきなのか?さっきもだけど}のオッサン携帯がかかってきたら普通に出ます。
ワニの生まれ出た跡。
川渉り。水ゴクゴク。
こんな風にしてその乗り心地にうんざりした頃、エレファントサファリ終了。
象を降りた所にバナナをもった男がやってきて
「バナナ、アゲルネ」
と まるでそういうサービス付きかのようにバナナを手渡してきた。が、んな訳ゃ無い。
そのまま象にあげそうになっていた嫁を制止して
「ハウマッチ」
聞くと
「イッパイ、イッパイネェ ウフフ」
などとほざきやがったので突き返したら あとで
「バナナあげたかったのに・・・」
と嫁が半泣きになっていた。
その後タルーダンス{タルー族の伝統的な踊り}を見に行く。
まぁズバリここらの棒踊り。
多分練習で怪我する奴も多いんだろうな。ナカナカ激しい。
途中孔雀の着ぐるみで踊ったり
女装して踊ったり
ファイアーダンスなど中には「ホント伝統的なものか?」と思ってしまうのもあるが時間内楽しんでもらおうと言う気持ちを感じる。
あと、おそらくジャニーズ好きな子はきっとはまる。けっこうイケメン揃い。
最後の方舞台に上げられたりして「踊らにゃソンソン」
と、結果この日が旅行中で一番バラエティーに富んだ一日となりましたとさ。