種子島 その4 地質編

 まだ続きます。種子島編。


 「種子島はプレート同士の押し合いへへし合いでひしゃげてできて、屋久島はマグマの隆起で出来たから 地図で見る形があんな対照的な形なんですねぇ〜」
 むかーしから変わらず使うガイド話のネタの一つな訳です。
 屋久島沿岸部にある堆積岩と種子島を形作る堆積岩は基本同じ物。で、そこに周りを焼き溶かしながら花崗岩が入ってきたと言う強いアクセントの入った屋久島の方が地質的に面白いんじゃないの?
 まぁ、屋久島で見つかってなくて種子島にある物っちゃぁ貝化石っしょ。拾って帰んぞ!
 てな感じでおりました。
 しかし実際行ってみると思っていたより色々あるようで、こりゃいつかもう一度地質見物目的で行ってみたい位です。


 到着してから一番最初に気になったのは
 んっっ!! 目に付くコンクリ殆どに石灰岩??!!石灰岩の謎 - ざるの洗い方

 本当種子島中何処もかしこもです。
 屋久島のも種子島の業者だったとか?


 南に行くとダイナミックが地形が目立つ様になって来ます。
 お陰で種子島のロケット基地は規模こそ小さいながら「世界一美しいロケット基地」と呼ばれているらしい。

 こんな感じの場所屋久島にはないよなぁ。

 道を走っているとありました。

 漣痕!
 コレ分かりやすくロマンチックに言うと「波の化石」。実は屋久島にもあるんです。が、こっちは市指定文化財!いいのか屋久島町!?

 のちにこんな本↓を手に入れたのですが

 屋久島にある堆積岩系の地質面白ポイントはどうやら種子島にも大体ある!?その上 枕状溶岩や石英斑岩・玄武岩等の火成岩系もあるようで。
 おみそれいたしやしたっ!

 温泉の壁に地質図発見。

 「写真撮らせて下さい」と云うと不思議な顔されます。

 その後も化石探しを続けますが、そこらの人に場所聞いても「は?化石?」
 一箇所見つけはしたものの


 周りに拾える石が無いか探して不思議に思っていたら、これはこの石塊だけ他からもって来て飾ってあるのだとか。ガク

 こんなのもありました。

 石炭???かとにかく何かだよなぁ・・

 誰か詳しい人に色々案内して貰いたい物だ。
 屋久島地学同好会と種子島地学同好会でなんか交流作れないかなぁ。