キャラバン 柳又アクア
以前ナイキからキャニオニング{英語としてはキャニオニアリングが正しい}用のリオベロ{出荷年度によってはリベオロとも箱表記されていた}と言う靴が出ていて これが沢登りに大変良かった。
足型が細長くて自分にはあっていなかったのだけど、まず靴としてショック吸収等の履き心地が良く、このソールのグリップが本当に良かった。
ソールパターンも普通のトレッキングシューズの様に刻まれていたから草付きや土でも普通にグリップできたし、つま先のソールが足の左右まで回り込んでいたからクラックに足を捻り突っ込んでのホールドもしやすかった。
だがそんなマニアックな靴、売れるはずも無かったのかACG{オールコンディショニングギア}と言うナイキのアウトドア部門ごと消滅に近い縮小、この靴も生産終了となってしまう。
大切に使おうと思っていたが、ナイキの靴全般に言える持病・ソールを貼り付ける接着剤の剥離で自分の物も終了となった。
そこで次のもゴムソールにしようと思うと選択肢はキャラバンしか無い、とコレを購入。
うーん。
確かに乾いた岩の上でのグリップは良い。
しかしその分ぬるぬる珪藻の上なんかで滑る時との落差が大きくて、油断するといきなり滑る感じ。
自分としてはこの「オセロで黒がボロ勝ち」パターンのソールも解せない。5.10から送られてきた素材サンプルをそのまんま型で抜いて足裏に貼り付けたような。
土・泥・草上でのグリップがフェルト程悪くないにせよ良いとは思えないのだ。
日本メーカーなのに足型が細長くて足先は余るのに横がきつい。靴紐を通す穴がやたらと多くて少し脱ぎ履きしづらい。
ショック吸収性能は無い。
クラック突っ込めるけど足の左右ソールじゃない・・ぶーぶーぶー
今フェルトの靴も検討中。