石灰岩の謎
縄文杉コース、みだれ橋の横で休憩をしていてずーっと不思議に思っていた事。
何故かあそこらへんには石灰岩が転がっている。
一度、本当に石灰岩なのだろうかと持って帰ってお酢につけてみるとブクブクブク。
間違い無いようでした。
トロッコ道のあるあたりには本来基本的には花崗岩しかない筈だろうに、線路の敷石として泥岩の砂利や どこで拾ってきたのやらごろた石が撒かれている。{その他にも面白い石があったのだけどそれはまた後日}
砂利もごろた石も島内で入手可能。今時建築材なんかはプレカットの島外{海外?}産を持って来た方が安くつくとは云うけれど、砂利みたいな重量物は流石に島内産の方が安いのではなかろうか?採石場もある訳だし。
そこに来て石灰岩と言うのが腑に落ちない。島内にはまず無いのだから持ってきた筈で、しかも橋のたもとに無造作にばら撒かれている。
で、ある日珍しく白谷雲水郷の白谷小屋に行ってみるとテーブルのある辺りの足元、正長石とは感じが違う白い石。よく見てみると同じ石灰岩。
うーん。ここの化粧石として撒かれた石の余りを、誰かが辻峠を超えて運んだのでしょうか。
さらによく見ているとアレッ
ここの地面のコンクリにもしっかり埋め込まれています。
うぅん。
そのまま下って弥生杉歩道へ。
アレアレ?
おー気にし始めたら!
しかしこの丸太調コンクリブロックは流石に島外産じゃなかろうか。
で、以前にまた他の場所で同じ石を見つけていました。
湯泊の神社の横のスロープ。
ここでもコンクリートにあの石が練り込められています。
んーつまりこの石は主にコンクリに混ぜて使う目的でかつて屋久島に多く持ち込まれたと言う事?
セメントも元は石灰石なのだから石灰石との接着が良かったりするのだろうか。
と、言う事は縄文杉コースみだれ橋付近にも????
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあった・・・・・
石灰岩が落ちていた川向こう側。
何故石灰岩なのかはまだ分かりませんが どんな人が何故此処まで持ってきたのかは分かってしまいました。
あぁ なんかなぁ・・。