ミュージカル「番屋峰に日が昇る」

 一湊小学校でミュージカルやるらしいよ、行かないか、とのお誘いがあった。
 「ほら○○さんが準備大変だって言ってたの。」
 あぁ、そういえば言ってたけど、もう去年の事じゃ無かったっけ。もう終わった事だと思っていた。

 夕方になり、嫁の友人のOちゃんと三人車を走らせる。
 なんだか前方にテールランプ多いなぁと思っているとなお徐々に車が増え、一湊小学校の前は軽く渋滞。広い運動場がすでに満車近くなっている。
 なんじゃこりゃ!映画の「フィールドオブドリームス」をエンディングから見ているような。
 体育館はすでにほぼ満席。何とか三人座れたが、まだ続々人が来ていた様で中々開演できないでいた。
 入り口で渡された冊子に目を通すとそこには印刷が良くないが面白そうな写真が紹介されている。アコウの大木の前で撮られた戦時中の集合写真。
 かつてこの一湊の集落も空襲にあったことがある。しかしその生々しさを知る人は今どれほどご存命なのか。そんな人らと触れ合ったことがあると言うのも 丁度僕らの世代が最後になりつつある。
 子供達とは笑顔で話したい。だけどそれだけは残せない事もある。
 明かりが落ちて物語は戦時中に遡ってゆく。








 大人の学芸会のようで微笑ましくもあり、歌・音楽の完成度が高い。
 素晴らしかったです。
 一湊・志戸子・吉田の三集落から100人程の人たちがこの半年の間週3日の練習をつんで作りあげたと言う。住人の・・何パーセント?
 このような事が実現されると言うことがまず感動的。
 この人たちのために何かしたいと自分は沢山写真を撮りました。
 ここに一部をアップします。のちほどもっとあげたいと思いますので好きに使って下さいな。

 今日は楽しかったです。有難うございました!