ヘビトンボ

オカモトトゲエダシャク - ざるの洗い方
 ↑前も面白い蛾を写真に撮った大株歩道入口のトイレ、蛾が多くて面白い。
 センサーで明かりがつく仕組みなのだが ちょっと前までその感度がにぶく、特に大便器のある小部屋にしゃがむと結構すぐに明かりが消え、「大便中タコ踊り」がここの「あるある」だったのを最近改善した。


 で、上記リンクで紹介したオカモトトゲエダシャクがオスで、その他のここで見る蛾も触覚の感じからオスが多いように思われる。
 どっかでオスの方が走光性が高いという事を読み、二つの点が線になった。ここは夜中、センサー感度を上げたばかりにふとしたことで明かりがちょくちょくついとるんじゃないか?。
 そう思っていたら こないだガイド仲間の飲み会でこの話が出て 最近ここに管理者以外の人が勝手に芳香剤を置いていて、その匂いで蛾が集まっているのでは?という話になった。
 言われてみれば芳香剤の無い女子トイレには蛾があまりいない。


 まぁ本当のところは蛾に聞いてみるしかないのいだけれど、このまま行けばそのうちヤクシマオニクワガタ等がここでわんさか観れるのかもしれない。
 今までなんとなく写真を撮った蛾

↑ウスギヌカギバ?

↑ウスキツバメエダシャク?

↑これはご存知オオミズアオ。全部普通種ですな。

そしてこないだ。久しぶりに見たこの虫登場!

 Nガイドの同定によると{美屋久 ぶろぐ: 大雨のはずが…。}クロスジヘビトンボかヤマトクロスジヘビトンボとの事。
 この二種の違いを書いて下さっている方のブログを見つけたけど→{黒っぽいヘビトンボ・・・「クロスジヘビトンボ」 : 蝶・チョウ・ゆっくり歩き・・・「千蟲譜物語」}つまり↑コイツは・・・そういう事だ。


 初めて屋久島に来て初めてこの虫を見た時にはいたく感激した記憶がある。
 そのグロい顔、パサパサパサ・・というその羽音はまさに

あの世界の蟲そのもの!
 見て下さい

この単眼の付き方!この写真では口を閉じているけど 口を開けていると

なお良いのです!{ウィキペディアヘビトンボ - Wikipedia”より借用}
 本当を言うと羽も広げてくれているとベストなのですが

↑雰囲気だけでもどうぞ。

 
 屋久島、ジブリアニメといえば多くの人が「もののけ」と言うけれど、屋久島の森は実はそもそもナウシカの世界のもとになっている。
 この虫もあの監督が知らない筈はない、と自分は思う。


 だから屋久島で見るこの虫は格別な物と言えるでしょう。
 大株歩道入り口トイレへ おいでやす。