Roots その1

 「はじめまして 神粼と申します。宜しくお願い致します。」



 初めて人に接する時 よくこう言う。
 一番最初に人に知ってもらう 自分を意味するのだが自分が決めたわけではない響き カンザキマキオ。
 自分でもちょっとゴテゴテした名前だと思う。
 神粼というこの名が比較的多い地方、珍しい地方色々あるだろうけど
 「すごい名前だね」
 「家、お金持ちだったりする?」
 なんて言われる事がたまにある。


 この苗字を手話で表すなら、両手を胸の前で合わせて「神」、そしてその両手の指先だけつけたまま開き、前に突き出す「岬」だと聞いた事がある。神の岬・・に先祖が住んでいたのだろうか?
 しかしそもそも「粼」の文字って本当に「岬」の意味か?
 元々は粼の左にある山が上に来た「嵜」だったと聞いた事があるが・・と検索してみたらインターネットって本当に便利。出てきました↓
崎 - ウィクショナリー日本語版
 ↑コレ。


 曰く 意義
 1(山道などが)けわしい。
 2 あやうい。やすらかでないさま。
 3(日本)みさき。陸地が海中や湖中に突き出した所。埼、碕。
 4(日本)山の出張った先端。山の鼻。

 
 つまり

 ○険しい{山の}神
 ○あやうい神
 ○神の岬
 ○神の山頂・・・「神々の頂」?!!
 と言う意味。
 いやーなんか良いじゃないか〜。山のガイドとしてこれ以上無い名前じゃないか!
 まぁそんなこたー置いといて。
 自分もこの名を子に受け継ぐ身になってきたし、ともう一年も前の話になってしまったが 調べられるうちに自分のルーツを調べてみた。

 ↑この自分の祖父の戸籍を元に。