MSR リアクターの弱点

 こうなる事は分かっていた。けっこう前から僅かな亀裂は入っていたし、同じのを使っている知人はすでに同じ症状に見舞われていた。

 ハンドル付け根金具の欠損。
 右手でばかり湯を注いでいたのを 左手も均等に使っていたらまだ倍もったろうか?
 しかしこの商品のこの部分はもうちょっと考慮の余地があったと思われる。何かの弾みにちょくちょくハンドルが取れて そのたび捻り込んで元に戻す。ここを稼動させるたび金属疲労の蓄積がずいずい進行するのは素人でもわかった。
 ただ、この商品は主婦が毎日キッチンで使う目的の物ではない。
 一般的なユーザーの使用頻度であれば携行性との秤にかけてこれがLight & Fastのコンセプトにおいて出た答えだったのだろう とは思うのだけど・・・でも{全体的に質実剛健なのもあって}ここは目に見える一番の弱点だ。
 MSRなんだから、と改良を期待してしまう。

 ひとまずトランギアの鍋つかみでしのぐしかないかなぁ・・・