スイッチ蟻
屋久島で この梅雨時期に一ヶ月近く家を空けるということ。
そこには必ず覚悟しておかなければならない物がある。
それは尋常ならぬ カビ。
有機物は全てカビます。壁板・柱・たたみ・積もったほこり・ガラスやキーボードについた指紋もカビます。
そして帰宅後一番我らを震撼させたのは 便所の床一面を黒く塗りつぶした蟻の死骸がカビてミニ腐海を形成していた事・・・
掃除機とは本当にありがたい機械です。
この蟻、うちではかなり活発に活動しており、台所は分かるのだけど何故かコンセントやらスイッチやらにたかっていたりします。
接点の銅から出るイオンか何かが呼んでいるのか?と調べてみたが銅から出るイオンがシロアリを防ぐ事はあるらしいが蟻では記述が見つからない。
こないだ昆虫博士君{http://www.ynac.com/stuff1.html}に聞いてみたら「ルリアリ{http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F70201.html}じゃないですか?」と大きなアリ専門の図鑑を見せてくれた。
どうも電気回路などに塗られた油を舐めに来るのだそうで、パソコンに営巣したりもするらしい。
んーしかしうちの便所のスイッチはここ三年ぐらい蟻にたかられて調子が悪いが まだ舐めきれないほど油塗ってるのか?
で、今回このスイッチが完全にONにならなくなってしまっていたので 中を開けて見た。
ちょくちょくスイッチの所でショートするような音がしてたけど、丁度接点のところがススけている。{写真には写ってません}
この蟻の死体がパリパリに乾いていたりしたら火事にも繋がる。危ないところだった。
スイッチをバラして掃除したら 恥ずかしい事に戻せなくなっちゃったのでサムズで新しいの買いました。
オフの時光る奴だから慣れてないゲストも夜困らずに済む様になりました。