古い写真のスキャン
去年末、自分の調べていたあることで 屋久島の郷土資料として大変価値のある、しかしプライベートな古アルバムを見も知らぬ私に貸して下さった方が居て、全部スキャンしてそのCDと一緒にお返しした。
その作業をしながら「うちにも古いアルバムかなりあるよなぁ」と思って先日実家に帰った折持って帰ってきたのだ。
今で360枚。さほど飽きもせずコツコツやっていられるのはやっぱり自分は写真と云う物が好きだからなんだな、と実感する。
ここに載せた写真は母です。
郷土資料を調べていて思うのだけど、幾ら文章や言葉で詳細な記録が出てきても、そこに写真が一枚在るのと無いのとでは雲泥の差があると感じる。
つまり百聞は一見にしかず。
写真はいちいち言葉にしない事、言葉では表せない事、色んなことを伝えてくれ、そして動画よりも自分の感傷やイメージを受け止めてくれるのだと思う。
そしてよく思うのだけど、半世紀も昔の写真でも結構良く写っている。
今最新のカメラを評して写りが良い、良くないと言うのがアホらしい位十分な写りをしているのが多いのだ。
まぁ今の写真の方が「キレイに撮りやすさ」・手軽さでは比べるべくも無く進化しているのだけど、それでも半世紀前にはすでに写真と言う物は完成されていたんだな、としみじみ思う。