SEDIC POCKET404


 110フィルムって知ってる?
 あ、まずフィルムって知ってる?昔、っていってもたかだか10年位前まではそんな物をカメラに入れて、撮ったらお店に持ってって数日後に紙の写真を受け取ってたんだよ・・



 37歳ってまぁ、おっさんだよなぁ。
 このブログって、意外と見られてるっぽいんだけど主に何歳代の人等が見てんだろうか??
 興味がもしあれば⇓ウィキペディアでもどうぞ。
 110フィルム - Wikipedia
 {フォーサーズ規格と関係あったなんてマジっすか?販売終了と思っていたら再度販売されてたとは!世の中モノズキ&モノズキズキな人がいる物です。} 
 ま、けど一般的にはブローニーフィルムなんかより、ひょっとしてAPSフィルムより馴染みがあるかもしれない。
 初めての「自分のカメラ」として自分が親に渡されたオモチャカメラも110のカメラだった。
 そして父が自分のオモチャ的に買ってきたのがこのカメラ。
 このファインダー側の対物レンズが黄色いミラー加工されてるのとか、この35mmフィルムではありえない形状が未来的でかっこよく見えた。
 実際、「ハングマン」だったか、当時の探偵モノ的なドラマなんかで電柱の陰から現場を押さえるカメラとしてTVに登場してた記憶がある。実際そう使えるのかは別として、家にある物がテレビに映るというのは嬉しいものだった。{その割にはSEDICって云うこのメーカー今検索しても引っかからないんだよなぁ・・}

 裏にはちゃんと三脚穴も、シャッターボタン横にはレリーズケーブル用の穴もある。
 自然と右手親指の来る所のボタンをスライドさせて巻き上げ、人差し指でシャッターを切る。自然な動きで使えるし、意外と「ちゃんとしたカメラ」感がある。

 中には「7K31」というこれまたナンジャコリャな電池{当然販売終了品}が入っている。
 しかしこの電池、中身をLR44×3に入れ替えて使えるらしい・・フィルムも現像も何とかなるとなればまだ使えるっちゃ使えるけど、もーえーわ。

 って事でこれまたさようなら。